睡眠不足 脳 肝臓

MENU

認識能力が低下する

 

集中力や認識能力の低下

睡眠不足の状態が慢性的に続くと、「集中力や認識能力が低下する」といわれています。

 

 

脳は昼間活発に活動しているわけですが、慢性的に寝られない状態とは「脳の覚醒状態が長く続く」ということになります。
その影響として、「情報処理と情報伝達に特化した機能を持つ神経細胞ニューロンが失われたり傷ついたりしてしまうことで、集中力や認識能力が低下する」ということが、ペンシルベニア大学医学大学院および北京大学の研究者によって確認されています。

 

 

さらに、この症状は睡眠不足による一時的なものとして片づけられない点に注意が必要です。
つまり、一度この神経細胞ニューロンが失われてしまうと、仮にその後に睡眠を補えたとしても、それまであった集中力や認識能力のレベルまでは回復できないとする調査結果もあるのです。

睡眠不足,脳,慢性,影響

 

ご紹介したこれらの研究において、実験はマウスで行われたもので、直接人間に対して行われたものではありません。
人間に対しての影響はこれから詳細な実験がされることと思われますが、いずれにしても慢性的な睡眠不足が人間に対しても、想像以上に深刻な影響をもたらす可能性が高いことを示す結果であるといえるでしょう。

疲労と肝臓の関係

 

肝臓への負荷

肝臓と疲労とは、実は大きく関係しているのです。
肝臓は体の腹部内で多くの臓器とつながっている、とても大切な臓器です。
睡眠不足、イライラなどがつもった結果のストレスなどにより、肝臓の酷使、機能低下につながってしまうのです。

 

 

この肝臓の主な機能は、代謝機能(栄養素を体に必要な物質に分解すること)と、解毒機能(体の中で発生したアンモニアを尿素に変え、体の外に出すこと)の2つです。
これらの機能を正常に行うためには、肝臓に十分な血液がいきわたることが大切です。

 

 

この肝臓への血液供給に、睡眠が影響を与えています。
慢性的な睡眠不足により、自律神経の働きに支障が出ます。

 

 

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。
交感神経は昼間活動しているときに働き、外に向けてのエネルギーを出しています。
一方副交感神経は夜休んでいるときに働き、体をリラックスする役割を担っています。
緊張している血管も、この働きにより血流が良くなります。

 

 

つまり、睡眠不足により
自律神経の働きが悪くなる

リラックスできない

血流が悪くなる

肝臓への血液が不十分

負荷がかかり、疲労状態になる、
という悪循環なのです。

 

 

肝臓は沈黙の臓器として知られ、自覚症状が出にくいことから、意識しないうちに症状が悪化してしまっていることになる危険があります。

関連ページ

頭痛・肌の老化
徹夜明けなどに頭痛を感じたことはありませんか?睡眠不足でまずなりやすいのは頭痛です。また女性にとってはお肌の老化にもつながるので睡眠不足は気を付けたいところです。
心臓病・高血圧
睡眠不足は心臓病のリスク、そして高血圧にもなる可能性があります。
うつ病・睡眠不足症候群
睡眠不足はうつ病とも関係があると考えられています。「よく寝れない」と病院に行ったらうつ病と診断されるケースも。また自分が睡眠不足であると認識していない睡眠不足症候群というケースも増えてきています。